ドラマ「王様のレストラン」でシェフ役の山口智子が言うのである。
「男が夢の話をする時って、、女を口説いている時でしょう?」
ギャルソン役の松本幸四郎は図星であるのだが表情ひとつ変えずに夢の続きを話す。
彼女はそれを優しく笑顔で受け止める。
フォギーがかかった光を帯びた山口智子が最高に美しかったことを31歳になった今でも僕ははっきりと覚えている。
あ、本日31歳!イエーイ!
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高校2年の時、ひょんなことからドヤンキーの友達ができた。
性格も遊ぶところもまったく違うはずなのに、(彼は高2ですでにキャバクラに通っていた)僕らは妙にウマが合って、互いの不安な将来を話し合えるほどに仲良くなった。まったく田舎のヤンキーというのは、どんな独自のルートを持っているのか隣の隣の街のかわいい子の最新情報まで仕入れているもので、しかも田舎ではヤンキーというは異様に!モテるのだ。 現にそいつはその時、車を乗りまわす16歳のフリーターのシンナー吸ってる女の子(どんな女だ!)を含む、6人ぐらいと同時に関係を持っていたくらいだ。
で、そいつが、ある日「マッちゃんも彼女くらい作れよ!」と言い出して市内で一番頭のいい高校で一番かわいい女の子を紹介してくれるというのだ。「なんて名前?」「○○ちゃんっつーんだけど」「△中出身の○○さん!?知ってる!!一つ年下の!?マジ!?」イモ野郎の僕でも知ってるくらい有名なかわいい子だ。だいたいなんでコイツ、○○さんを知ってるんだ… まぁいい!!超ラッキィイー!!!!
・・・
話は飛ぶ
後日 ヤンキーの携帯に○○さんからこんなメールが
「紹介してくれた松本さん、自分の話したいことだけ話して、なんか急に夢の話とかしだして、スッキリしたのか「もう遅いから帰ろう」とか言い出してママチャリ立ち漕ぎで笑顔で帰ってったんだけど!笑 ヤバすぎ笑 」
ニヤニヤしながらヤンキーからそのメールを見せられた僕は次の日学校を休んだ。休んでやった!
しかし、授業が先に進んでいるのが不安でその次の日しっかり登校。
しかし、腹の虫が治まらない僕は
後日
ブスを抱いた(なんじゃそら)
というわけで、あれから特になんにも変わらず31歳になってしまった僕だけど、相変わらずカスな僕だけど、変わらず皆さんよろしくお願いしますね。
31歳は、おもしろいこと、たくさん計画中なんだ!